IP 無線機はモバイル通信網を使用した次世代業務用広域無線機
デジタル無線と違いトンネルや山間部・山裾などで繋がりやすく、この要素は特にビジネスで使用する場合は非常に重要です。
メリット
特徴
繋がるまでの時間が早い
相手先に声が届くまでにかかる時間が従来型無線機と比べて短縮されており、無線を扱ってきた専門業者が思わず「これはすごい」ともらした圧倒的な反応速度を実現。
通信エリアが広い
従来型無線機は設置した基地局から一定範囲でのみ通信が可能でした。IP 無線機は携帯通話が通じるエリアでは通信が可能なため、事実上全国が通話エリアとなり、どこでへ向っても車両の情報を収集し続けることが可能となります。 (例:NTT ドコモでは「3G ネットワーク」のエリア内なら全国どこでも。)
不感地帯が少ない
IP 無線機で使用する電波は建物や地形の影響を受けにくく、従来型では通信できない場所があったビル影やトンネル内部のような場所でも、ほとんどの場合通信が可能となります。
混信がない
IP 無線機は無線機ごとに割り振られた固有の IP アドレスを元に通信を行うため、周波数が同じであっても混信を起こすことがありません。
取付が簡単
MAC 無線機のようなアンテナ設置は必要ないため、アンテナの受感度を気にせず簡単に取付られます。
例:車両に取付る場合、アンテナ線を張り巡らせアンテナを設置するという、非常に手間のかかる作業が無くなります。
利用シーン
あらゆる車種、あらゆるシーンで、ご利用いただけます。
(12V 車、24V 車に相応。耐圧 48V でサージにも余裕があります。
仕様
通信部 | データ出力方式 | 3G/WCDMA 800Mhz帯 / 2100Mhz帯 |
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転送速度 (最大) | HSUPA uplink up to 5.76 Mbps HSUPA downlink up to 7.2 Mbps |
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電源電圧 | DC10 ~ D40V (耐圧 48V) | |
消費電流 | スタンバイ時: 160mA (12V車)・90mA (24V車) 動作(通信)時: 190mA (12V車)・100mA (24V車) 瞬間最大時: 200mA (12車)・110mA (24V車) スピーカー出力 x 1: 1W (Ω) |
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寸法 | 140 x 135 x 34mm | |
重量 | 本体 530g |